追悼
2022年7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅周辺にて、参院選の街頭演説であった安倍晋三元首相が凶弾に倒れたという悲報に接し、NPO法人「 日本在住ベトナム人協会 」の全協会員並びに関係者各位は一同に衝撃を受け動揺が隠せませんでした。
当協会を代表して自由民主党・日本政府そして日本国民の皆様へ、心からの哀悼の意を表しますとともに、故人が安らかにご永眠されますようお祈りいたします。
選挙運動期間中における犯人の蛮行は、民主主義国家への冒涜行為そのものである。しかし民主主義国家たる故に、法の下に公正に犯人への判決を下すことを全力で望みます。
そして来たる7月10日には、この惨劇を乗り越え、より強固な日本の民主主義を確立する為にも、安全・安心な参院選投票日を迎えてほしいと願っております。
アベノミクス経済政策を多角度的に見ても、当時の日本の沈滞ムードを変えたことは、安倍元首相の大きな功績でした。その中で、日本で働き・生活する多くのベトナム人もまたその改革の恩恵を享受したところです。
首相の任を退かれた後も、政策の考案や国家安全保障への取り組みなど、精力的に政治活動されている姿が印象的でした。
安倍元首相の悲報が与えた喪失感は日本国もとより、他の民主主義国家に対しても大きいものでしょう。
私達は日本国が一日も早くこの大きな喪失の惨劇から立ち直り、より大きく発展を遂げ、他の友好国の模範となれることを願って止みません。
NPO法人「 日本在住ベトナム人協会 」会長
グエン フォング カン